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2012年6月28日 (木)

♪猫鳴り♪

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沼田 まほかる (著),   双葉文庫

おはなしは・・・ 
結婚一七年目にしてやっと宿した命を喪った藤治と信枝の元に迷い込んできた仔猫。失った子供への気持ちの整理がつかない伸江はその思いに繋がるものを忌み嫌い、仔猫を捨ててしまう。しかし仔猫は何度捨てられても再び伸江夫婦の家に戻ってきてしまう。傷ついた伸江の心を慮る藤治は伸江が仔猫を捨てることに反論はしなかったのだが・・・。

思春期の闇にとらわれた少年が仔猫と出会い・・・。

妻に先立たれた老人は愛猫の最期を見守ることで自分の死を受け入れていく・・・。

1匹の猫にまつわる3篇のお話です。

最初のお話は痛くて痛くて、辛くて辛くて。
抱え込んでしまった「心の闇」。逃れられない「恐怖」。
人の心の隙間に入り込んでくるそんな邪悪な心理。
邪悪なものに埋められた心の隙間にスルリと入り込んでくるのが1匹の猫。
その猫によって邪悪なものが少しずつ溶解されていくのです。

触れ合うことで、守ることで、与えた愛情に対して応えてくれる、そんな存在がいるってことが幸せなんだな~。
それはペットでなくても花だったり、もちろん子供だったりするんじゃないのかな?

ちょっと暗いけど優しい気持ちになれるお話でした。

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コメント

お早うございます♪
あばたさんは読書家ですね~。
この本のテーマは、人の心の深奥に残された極限の悲しみや喪失感は、時間がどんなに経ってもなかなか消えないこと、しかし徐々に癒されていく道筋を探っているように思いました。
《触れ合うことで、守ることで、与えた愛情に対して応えてくれる、そんな存在がいるってことが幸せなんだな~。》
私も悲しみを抱えた時は、このような存在が一層大切だと思います。

投稿: sonata | 2012年6月29日 (金) 10時57分

我が家は、「ろく」が家族に笑いをもたらしてくれています。

投稿: コスモ | 2012年6月30日 (土) 07時33分

♪sonataさん、こんにちは♪
本を読む習慣を身に付けてくれた母に感謝してます。
その母を失って1年。まだまだその悲しみからは抜け出せていません。
人に愛情をそそげるような人間にもなりきれてません。
いつか母のように大きな愛情を持った人間になりたいなと思っています。

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♪コスモさん、こんにちは♪
ろく君は特別愛きょうのある存在。
私も余裕が出来たらワンコと暮らしたいです。

投稿: あばた | 2012年6月30日 (土) 15時44分

Easy read, cant get adequate wish there have been more like this kind of. will like this particular post upon facebook.

投稿: Billie | 2015年2月21日 (土) 23時06分

但是我还是回复了,因为觉得如果不能在如此精彩的帖子后面留下自己的网名,那我死也不会瞑目的!
热感安全套 https://www.sesexy.com/prolist.58.html

投稿: 热感安全套 | 2016年3月20日 (日) 21時53分

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