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2012年4月 9日 (月)

♪ヘルプ ~心がつなぐストーリー~♪

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原題: THE HELP
製作年度: 2011年
アメリカ
監督: テイト・テイラー -
出演者: シシリー・タイソン, シシー・スペイセク, ジェシカ・チャステイン, ヴィオラ・デイヴィス, メアリー・スティーンバージェン, アリソン・ジャネイ, ブライス・ダラス・ハワード, オクタヴィア・スペンサー, エマ・ストーン

おはなしは・・・
1960年代前半のアメリカ南部。大学を卒業したスキーター(エマ・ストーン)がミシシッピ州ジャクソンの町に戻ってきた。ボーイフレンドもできないスキーターは母シャーロット(アリソン・ジャネイ)の心配の種だが、本人は結婚よりも作家になることを夢見ている。地元の新聞社に就職したスキーターの初仕事は、家事に関するコラムの代筆だった。家事の知識がないスキーターは、実家のメイドのコンスタンティン(シシリー・タイソン)に知恵を借りるつもりだったが、ひさしぶりに帰った実家に彼女の姿はなかった。問いつめるスキーターに、母は言葉を濁す。スキーターは友人エリザベスの家のメイド、エイビリーン(ヴィオラ・デイヴィス)に話を聞くが、取材を続けるうち、自分をとりまく南部の上流社会への疑問が芽生えてくる。そんな中、同級生のリーダー格、ヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)は黒人が不潔だと主張し、各家庭に黒人メイド専用トイレを設置させる活動をしていた。ヒリーに感化されたエリザベスも屋外にエイビリーン用のトイレを造らせる。そんな仕打ちにも黙って従うエイビリーンの姿に、スキーターは胸を痛めた。黒人メイドの現実を伝える本を書きたいと、ニューヨークの編集者スタイン女史(メアリー・スティーンバージェン)に電話をすると、メイドたちの証言がとれるなら出版できるという答えだった。スキーターはエイビリーンにメイドの苦労話を聞かせてほしいと頼むが、頑なに断られた。南部で黒人が自由にものを言うことは、身の危険を意味しているのだ。だが、エイビリーンの親友で、ヒリーの家で働いていたミニー(オクタヴィア・スペンサー)が、家族用のトイレを使用したために解雇されたことをきっかけに、エイビリーンはスキーターの取材に応じることを決意する。そしてその小さな一歩は数多くの勇気へと広がり、やがて彼らを取り巻く社会を根底から揺るがす大事件へと発展していくのだった……。

“ヘルプ”とは米国南部の上流階級の家庭で働く黒人メイドの事。公民権運動が活発になりつつあるなか、まだこの地域では当たり前のように人種差別がはびこっていたようです。メイドを自分の所有物だと言い、家畜同然の扱い。黒人のメイドを母親のように慕って育ちながら大人になると何故そうなるのか・・・一方では南アフリカへの募金活動をしたりして支離滅裂。
そんな疑問がユーモアを交えながら、でも痛く哀しいエピソードと共に描かれていきます。

この映画のステキな所は、様々な立場、考え方の女性が出てくるって事ですね。
家柄の合った男性と結婚し子供を産むことが最良と考える上流階級の白人女性。自分のやりたい仕事をするという夢を持ち、黒人の扱いに対して疑問を感じる女性。同じ白人でありながらも家柄が悪いということで村八分にされる女性。そして個性的な黒人女性たち。
これらの人物像が愉快でとっても魅力的なんです。
ちょっと堅く暗くなりがちなテーマなのですが、明るく前向きな作品に仕上がっているのは、そういう女性たちの魅力がそうさせているんだろうなと思います。

プライドを守るため闘った女性たちの姿を見て、大きな勇気を貰った気がしました。
偏見なんて「クソ食らえだ!」

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コメント

南北戦争の時代、工業化が進んだ北部に対し、南部はプランテーション農業が主で、産業の構造上多くの奴隷を必要としていたというのが、南部の人種差別の原因の一つかもしれません。
アメリカは今でも人種差別が残っていますが、そんななかでも黒人やモンゴロイドの血をひく人間が大統領や政府要職、軍要職に就いているあたり、問題はあれど懐の深い国だと思います。

投稿: tkc | 2012年4月 9日 (月) 21時14分

あばたさん、こんばんは!
風邪の方はもう治りましたか?
この映画、まだ観ていませんが気になっていました。
人種差別等重いテーマのようですが、予告を見たら
前向きで明るい感じですよね。
生き方が魅力的な女性達が出てくるんですよね。
よし!次に観る映画はこれに決めた!

投稿: pingu | 2012年4月 9日 (月) 23時07分

をを!
あばたさんも観てきましたか!

テーマは重く悲壮感すら感じてしまうものなのに
一種の爽快感すらあるこの映画は素晴らしい。

ハッピーエンドではないけど、でもこの先に
勇気を与えてくれる、その颯爽とした後ろ姿に
心に響く余韻がありました。

観てよかった~! 心から思える映画でした♪

投稿: lastsmile | 2012年4月 9日 (月) 23時34分

♪tkcさん、こんにちは♪
前に「ルーツ」というドラマをDVDで見た時に恐ろしくて恐ろしくて。
それが南北戦争の後、100年経っても同じような感情を抱いているということに驚かされました。
最近はそういう感情を持つ事が下品みたいに言われているから表面上は友好関係であるように見せかけてる人も多いんじゃないかと思えたりします。酷い差別意識を持ってるのは一部の頭の堅い人だけと信じたいです。

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♪pinguさん、こんにちは♪
有難う御座います。もうすっかり良くなりました(^-^)v
コレ、とってもいい映画ですよ!
テーマは重いのですが、ここで問題になるのはあくまでも女性の日常。
だからこそ尚さら辛いでしょうに、そんな中で逞しく生きる女性の姿に感動します。
ぜひ感想を聞かせてくださいね!

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♪lastsmileさん、こんにちは♪
おおっ!lastsmileさんもご覧になったのですね!!!
いい映画でしたよね~。イメージ的にちょっと地味目なのですが、女性たちの華やかさや朗らかさも描かれていて、だからこそ女性の力強さが感じられるいい映画でした。
私的には今年No1!!

投稿: あばた | 2012年4月10日 (火) 12時31分

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: 株の銘柄 | 2012年5月27日 (日) 15時03分

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