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2012年3月19日 (月)

♪マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙♪

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【監督・脚本】 フィリダ・ロイド、アビ・モーガン
【キャスト】メリル・ストリープ、ハリー・ロイド、ジム・ブロードベント、アンソニー・ヘッド、リチャード・E・グラント、ロジャー・アラム、スーザン
原題: The Iron Lady
製作国: 2011年イギリス映画

おはなしは・・・
小さな雑貨店を営む両親のもとに生まれたマーガレットは大学卒業後、市長も務めた父親の影響から政治家を目指す。 そんな中、彼女に好意を持つ実業家デニス・サッチャーからプロポーズを受け結婚。 男の子と女の子の双子を授かり幸せな家庭を築く一方、彼女は「私は食器を洗って一生を送るつもりはない」と政治への意欲を露わにし、政治家の道へ進む。 そしてついには英国史上初の女性首相まで上り詰めるのだが、それは彼女にとって闘いの日々の始まりだった…
フォークランド紛争での勝利、労働組合制度の改革、低迷する経済の立て直し、国内のみならず世界中に影響を与え、3度目の総選挙も勝ち抜いたマーガレット しかしカリスマにも終わりはやってくる。国民の怒り、党内の分裂、そして良き理解者の辞任。「ただ、世界をよくしたい」と思い突き進んできた“鉄の女” に引き時が訪れた。─現在のロンドンにて、過去の栄光と挫折を思い出しながら夫・デニスの遺品を手に取り彼女はこうつぶやく。「あなたは幸せだった?」と。

「鉄の女」って呼ばれた女性に興味があったし、第84回アカデミー賞ではメリル・ストリープが主演女優賞を受賞した作品ってことでぜひ観たいなと。

メリル・ストリープはこの映画の中で、過去の全盛期時代のサッチャーと現在の認知症を患っているとされるサッチャーを演じます。
サッチャーを知ってるかと言えば写真で見た程度の知識しかない私ですが「きっとこれがサッチャーなんだろうな」と素直に受け入れられる、そんな演技。メリル・ストリープって人は凄い女優さんなんだなと再認識です。

そんな彼女が演じたサッチャーって人は
「こんな強い主導者が欲しいよね~」って今の日本人なら皆が思ってしまう、正しく『鉄の女』。
でも彼女にはもう一つの顔があるのです。それは『妻であり母である』ということ。
女性が社会に進出するってことは常に家族を犠牲にしなければならないという問題が付きまといますよね。
一国の首相となれば尚更。失墜した英国を再建には彼女自身を「鉄」と呼ばせるだけの頑なとも言えるような熱意が必要だったのでしょう。
同じ女性として彼女の生き方に賛否両論があるかもしれません。
老いて、既に他界した夫の影と共に生活しているサッチャーを「今更」という目で見る人もいるでしょう。
でも、信念を貫く彼女の姿に勇気を貰う女性も少なくないはず。
「あなたは幸せだった?」・・・夫のデニスはきっと「もちろん」って答えてくれているはずです。そうであって欲しいです。

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コメント

こんにちは。
コメントいただき、有難う!
彼女の政策は一方でイギリスを立て直し、もう一方で国民に犠牲を押し付け、信頼を失ってしまったんですね。
バックボーンとなる影の内閣がいると違ったのかも。
家庭では家政婦を雇っていたので、庶民の共働きの現実とは違っていたことと思いますが、保守的なイギリスで女性ながら首相を11年間もしたことは凄い事でしたね。
そんな人でも認知症になるなんて、脳の老化が怖いです。

投稿: sonata | 2012年3月19日 (月) 13時35分

自分もこの休日に観てきました!
とにかくメリルの演技は素晴らしい!アカデミー賞も納得ですね。

映画の展開が、〝サッチャーのことを良く知ってる〟という前提があるような感じで、最初はちょっと話についていきにくかったです。
メリルの声の演技も素晴らしく、これは吹替版じゃ見ちゃいけないなって。

なかなか記事をまとめる時間もないですが、しっかりと書いて残しておきたい映画です。(そのうちに・・)

投稿: lastsmile | 2012年3月19日 (月) 14時19分

♪sonataさん、こんにちは♪
金持ちもそうでない人も一律の税金でとか言われたら私も反発しちゃう(笑)
家政婦を雇ってるから尚更、家族とのコミュニティーが難しいってこともあったでしょうね。
認知症は嫌ですね~。でもきっとサッチャーは緊張感が途切れた事が原因なのでは?常に新しい事にチャレンジしてたらボケてる暇はないかもしれませんよ!

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♪lastsmileさん、こんにちは♪
プラダ・・・の時もそうですが何かが乗り移ったかと思ってしまう(笑)
メリル、入魂の演技でしたよね!
でも、また文句を言いたい邦題!
鉄の女の涙の涙って???
鉄の女でいいじゃんって思ったのは私だけ?

投稿: あばた | 2012年3月19日 (月) 17時15分

イギリスの政治家といえば、まっさきにチャーチルとサッチャーの二人が思い浮かびます。というか、この二人しか知りませんが^^;
女性でありながら首相となり、長期間在任して数々の政策を実施し続けたのは凄いです。もの凄いプレッシャーに晒され続けたんでしょうね。

家政婦といえば貴族や裕福な資産家が雇ってるイメージがありますが、イギリスでは産業革命のころから、増加した中流家庭の人たちのなかで家政婦を雇うのが流行りだしてたりしてるので、日本の庶民の感覚とはまた違うのかもしれないです。

投稿: tkc | 2012年3月20日 (火) 02時29分

私が思う「涙」の一つは、自信を持って打ち出した経済政策に理解を得られず辞任せざるを得なくなったこと、二つめは、支え続けてくれたたった1人の支援者=夫が先に逝ってしまった事、三つ目は自分が認知症になった事ではないかと…。
彼女は公の場では涙を見せなかったとか。でも隠れた所で本当は泣いていたし、今も泣いているのだと言いたくて、映画の題に入れたのかも知れません。
いかがでしょうか。

投稿: sonata | 2012年3月20日 (火) 09時26分

♪tkcさん、こんにちは♪
私はチャーチルすらよく知りません(--;
サッチャーが女性でありながら首相となったのはイギリスという国にそういう基盤があったからなのかと思ってました。闘ってたということを知って、その凄さを改めて感じました。
家政婦さんがいる家なんて「超金持ち」だと思ってますからね~。「家政婦のミタ」だって”変!”だと感じてました。家政婦さんの相場って???
日本では「女性は家事をするもの」って意識がまだまだ強いですから贅沢って思ってしまうのでしょうね。

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♪sonataさん、こんにちは♪
sonataさんが仰るような涙をきっとサッチャーは流しているのでしょうね。
ただ題名に入れることでサッチャーが全てに後悔をしているように感じられるのではないかと・・・私の考え過ぎですね(^^;

投稿: あばた | 2012年3月23日 (金) 08時27分

>家政婦さんの相場って???
激安だったみたいです。衣食住の心配はしなくていいいので、生活できないというわけではありませんが。
大きなお屋敷で多くの使用人を管理する上級使用人になると、収入はかなりよかったようです。場合によっては引退後に屋敷の主人から個人的な年金まででるとか。部下の管理能力やそれ相応の教養が求められるので、簡単になれるものじゃありませんが。

投稿: tkc | 2012年3月23日 (金) 20時47分

♪tkcさん、こんにちは♪
住み込みか~。日本の住環境では難しいですね、中級程度じゃ・・・(--;
通いで安いのであれば待機児童のいる家庭なんかだったら助かるだろうに。
大きなお屋敷の家政婦さんは映画とかで見ますね~。執事さんとペアで d(^_^o)
一生をご主人様に捧げてるってイメージがあるから年金は当然のようにも思いますね。
まぁ私には縁が無いお話です(笑)

投稿: あばた | 2012年3月26日 (月) 11時20分

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投稿: Randolph | 2015年3月 5日 (木) 17時20分

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投稿: Bernard | 2015年3月10日 (火) 16時05分

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