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2012年3月29日 (木)

♪電子レンジ専用圧力なべ♪

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ネットで見つけて即買いしちゃいました   (^◇^; 

アメリカで大ヒットの電子レンジ圧力鍋が登場!
時間のかかる料理が電子レンジで簡単にできちゃう!
世界的に知られる名門キッチンブランド“マイヤー”が、安全面をクリアするため開発に約10年を費やしたという自信作。

って言われてしまうとね~。電子レンジ調理に凝ってる私としては買わずにはいられませんでした。
煮込み料理が電子レンジで手軽に早く出来たら嬉しいなって思って。

なのに・・・

一般的な圧力鍋のような高圧にはならず約1.27気圧の低圧で調理。大きな肉の塊を柔らかくするのにはやや時間がかかります。

って、後から知った(--;

温野菜などの蒸し料理は得意。野菜の旨みを逃がしずらく約6分で完成します。

と自慢されても、その程度ならシリコンスチーマーと違わなくない????
同送されてたレシピはバリエーションに乏しくて、色々自分で試さなければならないなと・・・・。

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と愚痴ってばかりじゃ哀しくなるので、まずはレシピ本にあった『豚の角煮』に挑戦です。

豚バラ肉と水+酒+味醂+ネギ・しょうが・ニンニクを入れて6分。
なんかいい感じに火が通ってます。

お醤油を加えてプラス5分。
そのまま冷めるまで放置します。

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おお~~~!
いい感じに出来てる~~~~!!!!

文句ばかり言ってましたが、水気が多い割には出来上がりは早いですね。
味もなかなか。
安かったアメリカ肉でしたが、それなりに柔らかく煮上がりました。
ちょっと嬉しいかも ♪(∂∀<*)v    

残った汁は旨みたっぷりなので冷蔵庫で保存してチャーハンとかの味付けに使うといいみたいです。
冷蔵庫に入れると脂が固まってるので取り除けばヘルシーですね。

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プラスチックは色が移りやすいので目立ちにくいように濃色の赤にしました。
他には白とピンクがあります。
思ったより簡単な造りですが、シリコンスチーマーに比べると本格的なお料理が得意そうです。

¥5,250もしたんだし、使いこなさなければ悔しいので、頑張ってチャレンジしたいと思います。

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2012年3月26日 (月)

♪東京バンドワゴン♪

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小路 幸也 (著)   (集英社文庫)

こういう下町のハートウォーミング系のお話って大好きなんです。
ほっこりしますでしょ~。

おはなしは・・・
東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。3代目店主の祖父勘一を筆頭にその息子で60歳ながら金髪のロックンローラー我南人(がなと)、我南人の3人の子供たち、長女の藍子、長男の紺、次男の青。さらにシングルマザーの藍子の小学6年生になる一人娘花陽、紺の妻の亜美と小学4年生となる息子の研人。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日々新たな事件が巻き起こる。今日は一体何が始まることやら・・・

このお話の語り手は今は亡き勘一の妻のサチさん。何故かこの世に留まってこの家族を見守ってます。
なので読者はサチさんと一緒に愛情を持ってこの家族を見守ることとなります。

我南人の口癖「LOVEだね~」
で解るように家族もご近所の方も「思いやり」に溢れててとても温かいんです。
色んな事件が起きるのですがそれも思いやりや愛で問題解決。
読んでるだけで癒されます。

こないだニュースで言ってましたが今や一家族2人の時代なのだそうですね。
そんな時代に四世代8人の大家族。
羨ましいと感じるか煩わしいと感じるか。
わたしは「煩わしい」と感じるのですが、こういう生活が苦にならない人を「羨ましい」と感じるのです。
家族の気持ちを「干渉」と感じるか「愛」と感じるかの違いかもしれません。

全体が軽いミステリー仕立てになっているのでダラダラ感もなく面白く読めました。

シリーズ化されているらしいので続編もぜひ読んでみたいなと思います。

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2012年3月21日 (水)

♪金環日食に向けて減光グラス♪

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2012年5月21日には、日本で太陽がドーナツ状に見える「金環日食」が起こります。

全国で部分日食を見ることができるほか、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など広範囲で金環日食を見ることができるそうです。

1987年9月23日に沖縄本島などで見られた金環日食以来、25年ぶり。

次回も2030年6月1日に北海道で見られる金環日食まで、18年間起こりません。

関西では朝の7時半ごろ。

絶対に観るぞ~!

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2012年3月19日 (月)

♪マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙♪

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【監督・脚本】 フィリダ・ロイド、アビ・モーガン
【キャスト】メリル・ストリープ、ハリー・ロイド、ジム・ブロードベント、アンソニー・ヘッド、リチャード・E・グラント、ロジャー・アラム、スーザン
原題: The Iron Lady
製作国: 2011年イギリス映画

おはなしは・・・
小さな雑貨店を営む両親のもとに生まれたマーガレットは大学卒業後、市長も務めた父親の影響から政治家を目指す。 そんな中、彼女に好意を持つ実業家デニス・サッチャーからプロポーズを受け結婚。 男の子と女の子の双子を授かり幸せな家庭を築く一方、彼女は「私は食器を洗って一生を送るつもりはない」と政治への意欲を露わにし、政治家の道へ進む。 そしてついには英国史上初の女性首相まで上り詰めるのだが、それは彼女にとって闘いの日々の始まりだった…
フォークランド紛争での勝利、労働組合制度の改革、低迷する経済の立て直し、国内のみならず世界中に影響を与え、3度目の総選挙も勝ち抜いたマーガレット しかしカリスマにも終わりはやってくる。国民の怒り、党内の分裂、そして良き理解者の辞任。「ただ、世界をよくしたい」と思い突き進んできた“鉄の女” に引き時が訪れた。─現在のロンドンにて、過去の栄光と挫折を思い出しながら夫・デニスの遺品を手に取り彼女はこうつぶやく。「あなたは幸せだった?」と。

「鉄の女」って呼ばれた女性に興味があったし、第84回アカデミー賞ではメリル・ストリープが主演女優賞を受賞した作品ってことでぜひ観たいなと。

メリル・ストリープはこの映画の中で、過去の全盛期時代のサッチャーと現在の認知症を患っているとされるサッチャーを演じます。
サッチャーを知ってるかと言えば写真で見た程度の知識しかない私ですが「きっとこれがサッチャーなんだろうな」と素直に受け入れられる、そんな演技。メリル・ストリープって人は凄い女優さんなんだなと再認識です。

そんな彼女が演じたサッチャーって人は
「こんな強い主導者が欲しいよね~」って今の日本人なら皆が思ってしまう、正しく『鉄の女』。
でも彼女にはもう一つの顔があるのです。それは『妻であり母である』ということ。
女性が社会に進出するってことは常に家族を犠牲にしなければならないという問題が付きまといますよね。
一国の首相となれば尚更。失墜した英国を再建には彼女自身を「鉄」と呼ばせるだけの頑なとも言えるような熱意が必要だったのでしょう。
同じ女性として彼女の生き方に賛否両論があるかもしれません。
老いて、既に他界した夫の影と共に生活しているサッチャーを「今更」という目で見る人もいるでしょう。
でも、信念を貫く彼女の姿に勇気を貰う女性も少なくないはず。
「あなたは幸せだった?」・・・夫のデニスはきっと「もちろん」って答えてくれているはずです。そうであって欲しいです。

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2012年3月12日 (月)

♪シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム♪

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原題: SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS
製作年度: 2011年
製作国・: アメリカ   

ロバート・ダウニーJr.演じる「シャーロック・ホームズ 」第2弾。
原作ファンは首を傾げる「Newシャーロック・ホームズ」ですが、私は結構お気に入り。今回も楽しませてもらいました。

おはなしは・・・
ヨーロッパ各地で連続爆破事件が発生し、さらにオーストリア皇太子が遺体で発見されるという事件が発生。名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は、皇太子が殺害されたと推理。ホームズは天才数学者で作家のモリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)こそが黒幕だと推理する。事件に関与していると見たアイリーンが姿を消し、「手を引かなければワトソン(ジュード・ロウ)の命も狙う」とモリアーティから脅迫され、事件解決の鍵を握るジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)を探しだした。ホームズ、ワトソン、シムの3人はイギリス、フランス、ドイツ、そしてスイスへと次々に大陸を横断して捜査を進めるが、次第に危険度を増してゆく。常にホームズたちの一歩先を行くモリアーティの策略が成功してしまえば、歴史の流れを変えてしまうほどの死と破壊の渦巻く世界になってしまうのだ。果たしてホームズたちは、いかにしてモリアーティ教授の陰謀に立ち向かうのか……。

先回のホームズはやさぐれ度が高かったのですが今回のはもっと子供っぽい。ワトソンが結婚するのが寂しくてスネたり、背景(風景?)に変装したり←その姿はお遊戯会の園児です(^^;
何だか可愛い♡
に反してワトソンは常識人で知的で射撃の名人でカッコいい(ღ◕ܫ◕)
この凸凹コンビは楽しくていいですね~。
更に今回はジプシーの女性が加わって不思議な魅力を振りまいてくれます。このジプシー役のノオミ・ラパス。「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」オリジナル版のリスペット役だった人です。怪しい魅力を匂わすとこは適役かも。

スピード感もあってアクションも見応えがあります。
なにより笑えます。
原作ファンは別モノと割り切って見るときっと楽しめると思います。

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2012年3月 8日 (木)

♪廃墟に乞う♪

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佐々木 譲(著) 文春文庫
第142回(平成21年度下半期) 直木賞受賞

連作短編集で
「オージー好みの村」
「廃墟に乞う」
「兄の想い」
「消えた娘」
「博労沢の殺人」
「復帰する朝」
の6編で構成されています。

おはなしは・・・
道警の敏腕刑事だった仙道孝司は、ある事件をきっかけに心神喪失に陥り療養中の身。だが回復途上の仙道に、次々とやっかいな相談事が舞い込むんです。
休職中だから自由に動ける。組織に縛られることなく、それでいて「刑事だ」と言えばそれなりに優遇される。ちょっと不思議な立場から事件を解決へと導きます。そう、あくまでも導くのです。決して出しゃばらない。管轄の刑事にそれとなくヒントを与える。あとは任せてしまう。決して手柄を自分のものにしようとはしない。水戸黄門みたいに「どうだ!」って顔は絶対にしない。そこがカッコ良かったりします。

舞台はニセコだったり夕張だったり日高だったりローカル色たっぷりで知られざる北海道を満喫することも出来ます。
短編なので一つ一つのお話は小じんまりとしてしまいますが、それなりに楽しめました。

こないだ警察の連携の悪さで事件を未然に防ぐことが出来なかったってのがありましたね。
こういう動きが出来る人がいたら良かったのにな~。 

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2012年3月 5日 (月)

♪ヒューゴの不思議な発明♪

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ファンタジー好きには外せないです。あと、映画好きにも興味深い映画です。

おはなしは・・・
1930年パリ。火事で時計職人の父(ジュード・ロウ)を亡くしたヒューゴ(エイサ・バターフィールド)は、駅の時計台の裏にたったひとりで隠れ住み時計のネジを巻いて毎日を過ごしていた。父が遺した壊れたままの“機械人形”とその人形を修理するためのレシピが書きこまれたノートが彼と父親を結ぶ唯一の宝物。「この人形が動けばお父さんが自分に残してくれたメッセージが解るはず!」。ヒューゴはその“機械人形”を修理するのに必要な部品を駅構内にある玩具店から盗み出していた。しかし最終的に動かすのには“ハート型の鍵”が必要であった。ある日ヒューゴは、玩具店の主人で過去を捨てた人生を送っている老人ジョルジュ(ベン・キングズレー)に盗みを見つかってしまい、父親の残したノートを取り上げられてしまう。何とかノートを返してもらおうとヒューゴはジョルジュと共に暮らしている冒険好きな少女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)に協力を頼むのだが何と彼女がハートの鍵を持っていた!人形とイザベルの関係は・・・。そして動かした人形が書き示したものとは・・・
そこから人々の運命を変えてしまう秘密が明らかになり、失われた夢がもう一度輝き始める・・・・

これ、邦題とはイメージが違いますね。何でこんな題名にしたんだろう?何か、ヒューゴの不思議の国の冒険物語みたい。

これ、ヒューゴの物語ではあるのですが、実在したジョルジュ・メリエスのお話でもあるのです。ジョルジュ・メリエスは動く映像に娯楽を加え映画という新しい世界に作り上げた人。なので映画創世期のお話や作品も観ることが出来るんですね。
“機械人形”というのも日本で言うところの「からくり人形」。決して魔法で動くような人形ではありません。
なのでファンタジーと言い切っていいものなのかどうかビミョーではあります。これがファンタジーなら「ALWAYS三丁目の夕日」もファンタジーだなと。ノスタルジックなとこだったり、そこで生きる人たちの人間模様の描写があったりとかが似て無くもない。ただ舞台がパリだからオシャレで美しいです(笑)
共に’戦争の後’のお話ってのも共通してますね。

時の流れの中で失うものは多い。ヒューゴは父親を、ジョルジュは映画を・・・。でも残された物も多いはず。その残されたものから幸せを見つけだすのは残された者の使命。

父親が残してくれた人形に導かれ、ヒューゴは心を閉ざした老人の心の鍵を開けようとする。そこには幸せが存在してるはず。
少年の父を思う気持ちが人々に幸せをもたらす。
そんな心温まるお話でありました。

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