« ♪麒麟の翼~劇場版・新参者~♪ | トップページ | ♪ドラゴン・タトゥーの女♪ »

2012年2月10日 (金)

♪禁断のパンダ♪

Photo

拓未 司(著) 宝島社

第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
この題名と’グルメミステリー’って謳い文句で「きっとほのぼの系ミステリーなんだろうな」と勝手に思い込んで読んでみました。

おはなしは・・・
柴山幸太は神戸でビストロを営む新進気鋭の料理人だ。彼は、妻の友人と木下信一との結婚披露宴で、信一の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することとなる……。幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。警察が捜査を進めた結果、被害者は、木下信一の父が営む会社に勤務していたことが判明。信一の父親が失踪していることも確認された……。

殺人事件が起きるのですが最初は美味しいお料理のお話だったり、主人公が関西弁を話したりと「のほほ~ん」気分で読み進めます。
なのにな~。最後の最後でな~・・・
ちょっと食欲を失ってしまうようなお話になってしまいます。

この作家さん、元料理人だと言う事でお料理に対する蘊蓄はさすが。「美食」を語るところなどは「へぇ~~~~!!!」って何度も感心してしまいました。
グルメと呼ばれる人はお料理をこんな感じで味わったりするのかな~?
でもこのお話はその’グルメ’が高じてしまって事件が起きるというお話なのです。

’グルメ’と呼ばれるような舌の肥えた人が羨ましいなと思ったりもしてましたが裏返すと美味しいと感じられるものが限られるって事でもある訳で・・・
私のようにB級C級グルメで思いっきり満足できるような人間が安上がりで幸せなのかなと思ったりしてきました。

最初がいい感じだったのに読後、こんなに気分が悪くなるなんて・・・残念です。

|

« ♪麒麟の翼~劇場版・新参者~♪ | トップページ | ♪ドラゴン・タトゥーの女♪ »

コメント

こんにちは。
あばたさんの読書量に、いつも感心させられています。
グルメとは許容度が狭いと言う事なんですか。理解できます。
それでこの文から、この老人のグルメが極まった事件が何となく想像できるような気がしますが、私の想像力は当たらない事が多いので…

投稿: ソナタ | 2012年2月10日 (金) 21時43分

ミステリーっぽくない表紙がかわいいですね~。
読んでみようかな・・happy01

投稿: みち | 2012年2月11日 (土) 21時49分

♪sonataさん、こんにちは♪
このお話では、もっと、もっと知らない未知の味を求めてしまうんです。
普通の味では満足できないみたい。
きっと結末はsonataさんの想像を超えてると思います。あまりに酷いですから(^^;

*********************************************

♪みちさん、こんにちは♪
そうなんです。この表紙に騙された!
パンダ好きのみちさんには知られたくない情報もあるのでおすすめしません(笑)

投稿: あばた | 2012年2月13日 (月) 12時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131098/53947258

この記事へのトラックバック一覧です: ♪禁断のパンダ♪:

« ♪麒麟の翼~劇場版・新参者~♪ | トップページ | ♪ドラゴン・タトゥーの女♪ »