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2012年1月30日 (月)

♪J・エドガー♪

J

クリント・イーストウッド監督作品。
外れは無いです。

おはなしは・・・
FBIのジョン・エドガー・フーバー長官(レオナルド・ディカプリオ)は、人生の終盤に差し掛かり、部下に命じて回顧録を書き取らせる。記憶はFBI誕生以前へと遡り、彼の表の経歴が語られるとともに、その裏側の野望、企み、葛藤、苦悩が次第に明らかにされていく……。

FBI初代長官のジョン・エドガー・フーバー。私は全然知らなかったのですがアメリカじゃ~超有名なんですってね。いい意味でも悪い意味でも。
20代でFBI前身組織の長となり、以後、文字通り死ぬまで長官であり続け、今日では当たり前とされる科学捜査の基礎を確立し、犯罪者の指紋管理システムなど膨大なデータベースを構築したのも彼なんですって。映画やコミックに登場し自らをヒーロー化させFBIを子供たちの憧れの的にまでしたのも彼。
なのに彼には常に黒い疑惑やスキャンダラスな噂がつきまとった。
国家を守るという絶対的な信念は、そのためになら法を曲げてかまわないというほど強く狂信的なものであり、大統領を始めとする要人たちの秘密を調べ上げ、その極秘ファイルをもとに、権力を維持したらしいです。

そんな彼が持っていたと言われる闇の部分。それはマザコン・同性愛者・女装癖。期待されることに対する重圧。自分の気持ちを押し殺すことによって生まれる孤独感。決して表に出ることのなかった闇。その闇が彼のある意味歪んだ正義感をもたらしたのかもしれない。
J・エドガーは自分の信念を貫き通した。でも彼の考えるところの正義って?
何が正しくて何が間違ってるのか。本当の正義って何なのか。
「正義」って言葉を笠に着て爆弾を飛ばす人もいますよね。

クリント・イーストウッド&レオナルド・ディカプリオって事で、ちょっと爽やか系をイメージしちゃったけど、真逆だったかも。
20代から77歳までを演じたレオナルド・ディカプリオの演技は迫力があったし、単なるスキャンダル暴露映画になりそうな題材をここまで重みのある映画に仕上げたクリント・イーストウッド監督も凄いなと思いました。

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コメント

こんにちは。
FBIってアメリカの極秘部分であり、おとりや殺人などアメリカという国のためなら何でもやってのけるダーティな組織ですよね。そこの長官の名位は知っていました。

話が変わりますが、先日TVで「ビンラディン」を探し出して殺すまでのドキュメンタリーを連続2回放映しましたが、あばたさんは見ましたか。もし見ていたなら何を感じましたか。
私は世界最大の警察国家、軍事国家の宣伝だと思ったのですが。

投稿: ソナタ | 2012年1月30日 (月) 16時14分

sonataさん、こんにちは♪
FBIって日本で言う公安みたいなものと漠然と思ってましたが、ちょっと違うみたいですね。この凄い組織を作り上げたって半端な人物ではないですよね。
「ビンラディン」の番組は観てませんでしたが、「宣伝」と仰る意味が解るような気がします。もともとあの戦争だって自己アピールの材料だったように思います。

投稿: あばた | 2012年1月31日 (火) 09時00分

こんにちは。
私のコメントは、あばたさんのこの映画の感想をうんぬんしたものではないので、もし誤解されたならごめんなさいね。
この映画がどういう立場で作られたものかを見たい気がしてきました。監督が有名な方なので、根にはそういう巨大国際謀略組織への批判があるのかなと思っているので。

投稿: ソナタ | 2012年1月31日 (火) 10時55分

sonataさん、こんにちは♪
ビンラディンの名前が出た時、sonataさん、するどい!って思いました。
今のアメリカは間違った正義感で動いてるようなとこってありますよね。
そのあたりの批判は感じました。
sonataさんならどう感じるか映画の感想も聞いてみたいです(^0^ゞ  

投稿: あばた | 2012年1月31日 (火) 12時21分

ディカプリオがエドガー・フーバーですか。
ディカプリオといえばタイタニックがまっさっきに思い浮かぶんですが、こんな役がこなせるほどの俳優になったんですね。しかも監督はイーストウッド。すごいです。

国際社会は、普段私たちが暮らしている社会とは違い、警察というものが存在しない、いってみればヤクザの世界です。その中で、強大な力を持つアメリカは一定の秩序を作り出し、力のない日本や欧州諸国はその秩序に枠に入ることで、経済発展には欠かせない安定を手に入れ、先進国として発展してきました。
そしてビン・ラディンの主張や行為はその秩序にまっこうから反するものした。
アメリカがビン・ラディンを殺害したものごく自然のなりゆきです。

こういったことは未来永劫繰り返されていくのでしょうね。

投稿: tkc | 2012年1月31日 (火) 20時25分

tkcさん、こんにちは♪
ディカプリオも大人になりました(笑)
最初に聞いた時はキャスティングミス?と思ったのですがこれが結構凄かったです。
武力で武力を抑え込む。ホントヤクザですね。そのみかじめ料を払うのは国民。国家っていったい何なのかと疑問を感じたりします。

投稿: あばた | 2012年2月 1日 (水) 08時57分

クリント・イーストウッドの監督っていうだけで惹かれますよね。
インビクタスも良かったし、グラン・トリノなんか大好きですね。
人を疑うこと、それも徹底的に疑い、そしてその人のプライバシーの中の中まで覗き込んでいく、ネット社会を作ったアメリカらしい、アメリカそのもののFBIをイーストウッド監督がどういう視点で切り込むか興味津々なんです。

投稿: lastsmile | 2012年2月 1日 (水) 10時14分

lastsmileさん、こんにちは♪
イーストウッド監督作は、いつも見過ごしてる事だとか目を背けてることとかに「見ろ!考えろ!」って声が忍ばせてありますよね。
今回も正しくそうで、一歩間違えるとゴシップ映画になりそうなところをもっと深く切り込んでいます。物事の裏表とかを見ろってかんじでしょうか。

投稿: あばた | 2012年2月 1日 (水) 12時23分

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