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2011年8月17日 (水)

♪神様のカルテ♪

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夏川 草介(著) 小学館文庫

櫻井 翔 さん、宮 崎 あおいさんで映画化されてますね。
映画は観ないだろうなと思い原作を読んでみました。

おはなしは・・・
主人公・栗原一止(くりはらいちと)は、信州松本にある本庄病院に勤務する29歳の内科医である。夏目漱石の草枕をこよなく愛し、しゃべり方まで感化され、人からは変人と呼ばれる。そんな彼が勤務している病院は、地域医療の一端を担うそれなりに規模の大きい病院。24時間365日などという看板を出しているせいで、3日寝ないことも日常茶飯事。自分が専門でない範囲の診療まで行うのも普通。そんな病院に勤める一止には最近、大学病院の医局から熱心な誘いがある。医局行きを勧める腐れ縁の友人・砂山次郎。自分も先端医療に興味がないわけではない。医局に行くか行かないかで一止の心は大きく揺れる。
そんな中、兼ねてから入院していた安曇さんという癌患者がいた。優しいおばあちゃんという感じで、看護師たちには人気者だが、彼女は「手遅れ」の患者だった。「手遅れ」の患者を拒否する大学病院。「手遅れ」であったとしても患者と向き合う地方病院。彼女の思いがけない贈り物により、一止は答えを出す。

地方での慢性的な医者不足。
そんな中でも患者一人一人と真剣に向き合う主人公。
そんな一止に心癒される患者たち。
大学病院とは違い最先端治療を行える訳ではない。
でも最後まで見捨てることはせず、その患者の心に寄り添い、その患者に最も必要と思われる治療を施す。
終末医療ともなれば尚更。
一止の治療には心があるんですよね~。
こういうお医者様に出会えたら、それだけで自分の一生が「全てマル」って思えるかもしれません。

一止が暮らす安アパート御岳荘に暮らす住人も一癖も二癖もある輩達。
写真家で年中世界中を旅する愛妻。
個性的な登場人もそれぞれとっても魅力的です。

とっても素敵な一冊です。
これはおすすめ!

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コメント

 癌患者が出てくる映画を見るのは、私もちょっとなーと思って、たぶんこれも見に行かないだろうなー。
 小説は良かったのですね。小説なら私も冷静に読めるかな。
 一流の大学病院、確かにそこでは最先端の治療が受けられるかもしれない。だけど、癌の場合それで治るという保障は無い。特に再発癌の場合は。最後は、もう治療法方はありませんと言われるのがオチである。そして、患者は癌難民となる。
 ホスピスも数が少ないから、空きが無いと入れないし、そういうところはイヤだと思う人もいるし。難しいですよね。

投稿: マサエ。 | 2011年8月18日 (木) 14時40分

♪マサエ。さん、こんにちは♪
映画の配役と題名から受ける印象とは違ってて人情モノって感じでした。
確かに大泣きしちゃうんですけど、現状の医療体制に対する問題が提議されてて考えさせられる部分も。
施設とかの問題もありますが最終的には医療に関係する人の姿勢がどれだけ患者さんに向いているかなんだろうなと感じました。
それって自分で選択出来ないだけに難しいです。

投稿: あばた | 2011年8月19日 (金) 08時40分

あばたさん、こんばんは。
私もこのお話気になっていました。
映画も観に行こうかな?とも思っていましたが、
あばたさんの記事を読んで、まずは小説から読んでみようって決めました!
私も医療を題材にした物語には色々興味があるので。
ちなみに小説は何日くらいで読めましたか?

投稿: pingu | 2011年8月19日 (金) 23時55分

♪pinguさん、こんにちは♪
これは字も大き目。
あっと言う間に読めますよ。
医療ものと言うより人情ものかもしれませんがいいお話でしたよ(^-^)v

投稿: あばた | 2011年8月22日 (月) 16時09分

あばたさんこんばんわ。
夏も一段落して、
少し休めましたcoldsweats01
私も1、2巻読みまして、
桜井翔君の髪型が・・・気になるけど、
ちょっと映画も見てみたい。とは思っています。

外科医ではなく内科医の視点で描かれる内容も気になります。

投稿: ユウキ サンタ | 2011年8月30日 (火) 20時36分

♪ユウキ サンタさん、こんにちは♪
夏休みも終わりましたね~。
お疲れ様でした~!
「2」も読まれたんですね。私も読みたいと思ってます。ヨカッタですか?

>桜井翔君の髪型が・・・気になるけど、

そうそう、なぜ微妙にカールしてるの?って(笑)
イメージ的には外見は普通の青年って思っていたので、素でやってもらった方がヨカッタような・・・(^^;

投稿: あばた | 2011年9月 1日 (木) 10時02分

あばたさん こんにちわ~

神様のカルテ2は、それぞれの人物にせまる内容で、
よかったですよ。
特に狐先生やたぬき先生の関係とか、悲しい中にも温かみのある内容でした。

映画の翔君は、イケメンではなく、素朴さをだしたかったんでしょうかねぇ。
内科医の苦悩を表現するのに、
翔君のままでは、キレイすぎたのかもしれません。
coldsweats01

映画は見に行こうか迷ってます・・( ̄▽ ̄)

投稿: ユウキ サンタ | 2011年9月 2日 (金) 10時49分

♪ユウキ サンタさん、こんにちは♪
狐先生やたぬき先生は1でもキツネ、たぬきぶりを発揮してなかなか興味深かったのでそれは楽しみですね~。
本屋さんに行ってきま~す!
映画は観るならこの週末って思ってたのですが台風が来たのでパスしちゃいました(^^;

投稿: あばた | 2011年9月 5日 (月) 11時49分

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