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2011年8月19日 (金)

♪図書館戦争シリーズ♪

1

有川 浩(著) 角川文庫
なかなか文庫化されなかった有川 浩さんの作品。
最近になって続々と文庫化されて、ついに図書館戦争シリーズも!!!

おはなしは・・・
西暦2019年(正化31年)、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる「メディア良化法」(実質上の検閲の合法化)が施行された日本。強権的かつ超法規的にメディア良化法を運用する「メディア良化委員会」とその実行組織「良化特務機関(メディア良化隊)」の言論弾圧に唯一対抗できる存在が図書館だった。かくして図書館は表現の自由を守るために武装し、良化特務機関との永きに渡る抗争に突入することになる。

念願の"図書隊員"として採用された笠原 郁は、両親に、図書隊の中でも危険の伴う防衛員志望だとは言い出せないまま、軍事訓練に励む毎日を送っていた。郁は高校時代、書店でメディア良化隊員に本を奪われそうになったところを、一人の図書隊員に救われたことがある。その「正義の味方ぶり」に憧れ、顔も憶えていない図書隊員を王子様と慕い、自分も図書隊に入隊して本を守ることを決意したのだ。

研修期間中に教官の堂上と衝突しつつも、その熱意を認められ、玄田隊長の率いる精鋭部隊・図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)に抜擢される。
郁は班長の堂上、副班長の小牧、同期の手塚とともに堂上斑の一員となり、寮で同室の柴崎も加わり、検閲から本を守るため、図書館への圧力に対抗するため奮闘する。

◆図書館戦争◆図書館戦争シリーズ(1)
公序良俗を乱す表現を取り締まる「メディア良化法」施行下。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、図書隊に入隊した女の子、笠原郁は、新設された特殊部隊に配属されるが!?

◆図書館内乱◆図書館戦争シリーズ(2)
防衛隊員として日々訓練に励む郁に迫る様々なミッション。図書隊員であることを隠そうとする「両親撹乱作戦」。 好きな本を読む自由とは? 自由に恋する権利とは? 郁の周辺にきな臭い空気が漂い始める!?

◆図書館危機◆図書館戦争シリーズ(3)
ある俳優のインタビューから始まった、言葉と表現の危機。心を込めた大切な言葉が捻じ曲げられてゆく……。そんな中、郁は追い求めてきた“王子様”の正体をついに知ることに! 上長も勇退し、恋も図書隊も急展開!!

◆図書館改革◆図書館戦争シリーズ(4)
テロリストのテキストとして作家・当麻蔵人の著作がまつりあげられた。突如良化隊に追われる身となった当麻を、図書隊は武装して保護することを決めるが!? 図書隊と郁の最大の決戦が始まる!そしてついに恋も決着が!?

図書館が武装化???
と言う、不思議なお話。
「言論の弾圧」を目的とした法律が日本に出来るという民主主義国家にあるまじき事態が起こるのです。
しかし図書館は地方自治体管轄だから国家が介入できない。よって「言論の自由」の唯一の砦になるのです。
しかし「メディア良化委員会」は力尽くで言論を弾圧。それに対抗するには武力化するしか選択はなかったのです。

言いたいことが言えない。欲しい情報が手に入らない。
そんなの絶対に嫌だな~。
少年犯罪や猟奇殺人事件があったりすると「家宅捜査でこんなビデオや本が出て来ました」って報道がされたりしますが、だからってその映画や本が悪いって訳じゃないですよね。それが影響して犯罪が起きるなら世界中犯罪者だらけですよね。
メディアによる個人への誹謗中傷はダメだけど、そういうのに過剰に反応する必要もないしな~。
受け取る側がしっかりしてたら何も規制する必要なんてないんじゃないかと思います。
お話の中にもあるのですが「人は自分に直接関係の無い事には無関心」
「言論の弾圧」と言われると自分には無縁と思えますが「知る権利」って考えると実際にはあるんですよね。
尖閣諸島の映像とか今回の原発とか。
そういう事を知らない、気付いていないってことが怖いです。

程良いユーモアとちょっとクドい恋愛話も加わってスルスル~って読めてしまいます。
登場人物も魅力的。

このアニメが映画化されるらしいです。
んん~~~ん。それは要らないかも(^^;)

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コメント

文庫化されてますね〜happy01
本屋でみかけて、買おうと思いつつ…。
私はこのシリーズはマンガ読みましたbleah
もちろん原作者をみて。
検閲される作品が現実の有川作品だったりで、おもしろいですよheart04

投稿: yumiko | 2011年8月19日 (金) 21時20分

映画化されるとは知りませんでした。アニメ化されたものはけっこう面白かったので、ちょっと興味があります。

>受け取る側がしっかりしてたら何も規制する必要なんてないんじゃないかと思います。
確かにそうなんですが、人がいっぱい集まればしっかりしてない人も一定数出るのが普通なのでなんとも^^;

尖閣の件は微妙ですね。戦前、現場がよかれと思って政府の方針を無視してやったことが国民に支持され、政府が現場を処罰しにくくなり、現場の独断専行が進み、最終的ににっちもさっちもいかなくなったということがありますから。
尖閣の件の政府の対応はあまりに弱腰でまずかったとは思いますが…。

投稿: tkc | 2011年8月19日 (金) 21時39分

どんな本でも読む。
これが必要なんですね。

不適切なコメントになるかもしれませんが、
「古事記」
読み方を変えれば、ポルノ小説なんですね。


投稿: コスモ | 2011年8月20日 (土) 09時15分

 おっ、とうとう読まれましたか。いいでしょう。私の最近のお気に入り本の一つです。
 もし、メディア良化法のようなものが施行されれば、テレビや新聞などのマスコミはすぐに権力の手先になってしまう。今だって、大手マスコミでは報道されないことがたくさんあり、インターネットなどで騒がれてから、やっと報道されることもある。
 図書館が言論の自由の最後の砦となる。すごい発想だと思う。笠原郁の正義感、そして大甘の恋愛、考えさせられて笑える楽しい小説ですね。
 うーん、アニメを見る気にはなれないけど。

投稿: マサエ。 | 2011年8月20日 (土) 10時41分

♪yumikoさん、こんにちは♪
マンガは読まれたのですね。
原作もマンガチックだからイメージしやすいです。
レインツリーは「あっ!自分の本を宣伝してる」って思ったけど、こちらが先で後から物語が出来たんだそうですね。
同じ作家のモノを読み続けているとこういう楽しみ方も出来るからいいですよね(^-^)ノ

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♪yumikoさん、こんにちは♪
映画はまだ日程も決まってないらしいですが本の中に予告が挟まってました。

>人がいっぱい集まればしっかりしてない人も一定数出るのが普通なのでなんとも^^;

こういう人は何をどうしてもいい方向には向かないですよ(笑)
どっちにしても正しい情報が正しく届けば大きな間違いは起こらないように思います。(おまえは何事も楽観視し過ぎだとよく言われます:汗)

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♪コスモさん、こんにちは♪
絵画や彫刻も観方を変えればってのは多くありますよね。
多くの情報あればあるほど正解に近付けるように思います。

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♪マサエ。さん、こんにちは♪
マサエ。さんの感想を読んでから読みたくて読みたくて。
やっと果たせました!
今、別冊を読んでますが電車の中で笑ってしまって(^^;
返り血を浴びてニっと笑ってる行くの郁の顔を想像したら抑えれませんでした。
今週に最後の1冊が発売されるのでとっても楽しみです。

投稿: あばた | 2011年8月22日 (月) 15時59分

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