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2010年11月29日 (月)

♪さまよう刃♪

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東野圭吾(著) 角川文庫

昨年だったか映画化されてました。
こんなに痛い内容だったとは・・・

おはなしは・・・
長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって凌辱された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、。「我が国の法律では未成年者に極刑は望めない!」復讐が何も解決しない虚しい行為だと分かっていながら、さらに残る一人の犯人を追う父親を、警察とマスコミが追跡する。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える――。

長峰を追いながら、不条理さを感じる刑事たち。
「警察は市民を守るんじゃなく法律を守ってるんだ」

ある弁護士は全く違った見方をします。
「少年達には罪の意識がない。まずは更生。更生させて初めて罪の重みを知り罪をつぐないことが出来るんだ」

このガキどもがトンデモナイやつで、読んでて腹が立って腹がたって。
こんなやつを擁護する法律なんて要るの?って。

で、先日ね、WOWOWのドラマで『なぜ君は絶望と闘えたのか』ってドラマをやってました。
<ストーリー>
 ―1999年。うだるような夏の午後。北九州の薄暗い喫茶店で、まだ23歳のその青年と出会った―“僕が……僕が、この手で彼を殺します”
 そう力強く言い放ったのは、無惨にも18歳の少年に最愛の妻子を殺され、突如被害者遺族となり、絶望の淵に落とされた若き青年、町田道彦(眞島秀和)。その言葉に戸惑いを隠せない男、週刊誌記者・北川慎一(江口洋介)。妻子を殺された深い哀しみの中、幾度となく司法の厚い壁に跳ね返され、なおも敢然と挑み続ける町田。しかしそれは、決して孤独な闘いではなかった。絶望と闘う青年の陰には、彼を励まし、支えた人たちがいた。その大きな支えとなったのは、町田を取材対象として追った一人のジャーナリスト、北川であった。貪欲に事件を追い、売れる対象には固執に付き纏うのがジャーナリストの宿命。しかし彼は、皮肉にも家族を失ったこの若き青年から、失った人間の本質を教わっていく…。
 最愛の妻子を失った事件発生から9年――。若き青年が成し遂げた大きな成果とは…そして、絶望の闘いの果てにある揺るぎない感動とは…。

このドラマは、1999年に起きた光市母子殺害事件を追った記者、門田隆将氏の著書『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日』(新潮社刊)をもとにフィクションで作られたドラマです。

加害者に手厚く、被害者遺族を蔑ろにする司法や少年法の矛盾に立ち向かったジャーナリストと若き被害者遺族のお話です。

なんだかね〜。
こういう議論、いい加減に終わりにしたいなと思うのですが。

この件がきっかけで多少、少年法の見直しがされ、先日も裁判員裁判で死刑判決が出ましたね。
でも、それも少年法の適用年齢が二十歳から十八歳に引き下がっただけですよね。きっとまた十七歳ならどうなの?って問題が出てきますよ。

子供であれ大人であれ、こういう犯罪を犯す人が無くなると一番いいんだけど(>_<)

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コメント

むずかしい問題ですね・・・。
年齢に関係なく、罪は罪。その重さに変わりないと思うのですが・・・。
児童自立支援施設で少しボランティアをしていたことがあるのですが、みんな無邪気で罪の意識はほとんど感じられませんでした。
そこを退所した子は再犯の確率がとても高くて。
何度も入退所繰り返してましたね・・・。

投稿: コフィー | 2010年11月29日 (月) 22時05分

法を守っている。
では、その法とは?

法の限界であり、法では割り切れないものが
現実にはありますからね。

投稿: コスモ | 2010年11月30日 (火) 09時20分

 犯罪によって、家族を殺された被害者の苦悩。それは、やっと最近になって世間の耳目を集めるようになりました。それまでは、加害者の人権のみが大きく取りざたされていたのです。
 被害者の名前や住所、写真はマスコミに載るのに、加害者のそれは人権を楯に伏せられる。特に少年犯罪では、必ず少年A、や少女Bである。最近でも法廷のスケッチすら許されず、後姿のみとされた。
 犯罪被害者の会、彼らが声を挙げ、だんだんと世論もかわっきたわけですが・・・。
 難しいなーと思います。復讐を許せば、それは果てしが無く、無法状態にもなりかねない。でも、復讐したいという心理、これは私も理解できるのです。

投稿: マサエ。 | 2010年11月30日 (火) 10時54分

♪コフィーさん、こんにちは♪
児童自立支援施設でボランティアされてたのですか!

>みんな無邪気で罪の意識はほとんど感じられませんでした。

すさんだ感じが取れたという解釈も出来ますが、やったことの責任もちゃんと理解してくれてるのか不安を感じますね。
退所後っていうのは受け入れる側にも問題がありそうです。
本人が真面目に生きようとしているのであれば暖かい支援が絶対に必要なんだろうけど、やはりそう簡単には行かないでしょうし。
そういう場面にぶちあたった時にどう考えどう行動するかをしっかりと教え一緒に考えてあげなければならないのでしょうね。

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♪コスモさん、こんにちは♪
法律。
時代に合わなければ変えればいいじゃんって思いますが、
そうも行かないのが法律なわけで。
○×だけでけりがつく話なんてありませんもんね(--

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♪マサエ。さん、こんにちは♪
このお話でも父親を許す気持ちを誰もが持ってしまう。しかし仇と言えど犯罪。
罪人にしたくないって気持ちも同時に持ってしまいます。
このお話のラストは決して納得がいくものでは無かったのですが、けど、どういうラストでも納得がいく終わり方にはならないように思いました。

投稿: あばた | 2010年11月30日 (火) 12時28分

20年ほど前から酷い少年犯罪が起きるようになって、問題が表面に出て来たけれど、年齢を下げて処罰をきつくすれば極悪犯罪は減るのかどうか。本当に難しいです。
真に更生させることができるプログラムはあるのだろうか。

投稿: sonata | 2010年11月30日 (火) 13時31分

♪sonataさん、こんにちは♪
再犯率が高いと聞くと、やはりそのプログラムの不備があるのではと思いますよね。
犯罪を犯す子供の中には「捕まっても重い罪にはならない」って事を頭に置いて行動してる場合があると考えると・・・

投稿: あばた | 2010年12月 1日 (水) 18時00分

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