« ♪コパン:ツナ&オニオン味♪ | トップページ | ♪Mac:チキンバーガーオーロラ♪ »

2010年7月20日 (火)

♪借りぐらしのアリエッティ♪

Photo_2

正直に言うとジブリ作品は少し苦手って感じることがあったりします。
子供が喜びそうなキャラ設定のせいでお話の本筋が見えにくくなってたり、伝えるべきことを無理やり作ってたりしてるように感じたり・・・
例えば「千と千尋・・・」は小学生の時に読んで大好きになった本「霧の向こうのふしぎな町」柏葉幸子(著)が基になってるって聞いて凄く期待したのに全く別物になってたし・・・
と言いながらもファンタジーが大好きなわたし、小人が主人公って聞くとどうしても観なくちゃって気持ちに。
私のファンタジー好きは「誰も知らない小さな国」さとうさとる(著)っていうアイヌのコロボックルっていう伝説の小人のお話から始まったわけで、かなりワクワクしながら観にいきました。

おはなしは・・・
古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。アリエッティが初めて借り(狩り)に出たその夜、病気の静養でこの屋敷にやってきた少年・翔に姿を見られてしまう。人間に姿を見られたからには、引っ越さないといけない。掟と好奇心の間でアリエッティの心は大きく揺れるのだった…。

小人の世界っていうと摩訶不思議な世界をイメージしてしまうけど、そこにあるのは私たちと同じ日常。
勤勉な父親。家庭をしっかり守る母親。オシャレに興味があったり、お花で部屋を飾ったり、今の女の子となんら変わりのないアリエッティ。
違いと言えば・・・彼らには安住の地がないということ。そして仲間がいないと言う事。彼らは種族を残すため、人間に姿を見られたからには、引っ越さないといけないという堅い掟のもとに生きている。かつては一緒に暮らしていた仲間たちもそうして彼らの元を去っていった。彼らとて何時、この地を去らなければならないか。なのでその生活は必要最低限。必要なものは人間から角砂糖ひとつ、ティッシュ1枚を借りてつましく合理的な生活しているのです。

そんなアリエッティと人間の少年・翔との出会い。
翔はアリエッティーを受け入れ、彼女たちのためにとプレゼントを考えるのです。
しかしその考えには何処か遊びの延長としか感じられないような・・・日々サバイバルの生活を送っている小人たちとのギャップが生じてしまうのです。
それは翔の生への思いの希薄さが影響しているのかもしれません。
翔がアリエッティに言った言葉「君たちは滅びゆく種族なんだ」
何て残酷なことを・・・でもアリエッティーはきっぱりと言うのです。「私たちは滅びたりしないわ。仲間はきっといる!」
そんなアリエッティーのたくましさに「人間ってダメじゃん」って感じてしまいます。

仲良しこよしだけじゃ生きていけない。
でも、離れていても相手を思う気持ちはそれぞれに強い心を与える。

ジブリで初めて「つづき」が観てみたいって思った作品でした。

|

« ♪コパン:ツナ&オニオン味♪ | トップページ | ♪Mac:チキンバーガーオーロラ♪ »

コメント

小人の世界がつつましやかで堅実に描かれていたのが、好感持てました。
最近のジブリ作品ってなんでもありというか、なりふりかまわない部分に嫌気がさしてたのですが、これは地に足のついた感じがよかったです。
こういう作品がヒットしてくれるといいなぁ(●´艸`)

投稿: コフィー | 2010年7月20日 (火) 21時50分

実は私もジブリ作品ってちょっと苦手だったのですが、これは良さ気ですね。
夏休み、王子と一緒に観たい映画が増えちゃった
coldsweats01

投稿: pingu | 2010年7月20日 (火) 23時27分

考えさせられるテーマですね。

「滅びゆく種族」
人間の傲慢さですね。

投稿: コスモ | 2010年7月21日 (水) 08時12分

 「借りぐらしのアリエッティ」、私も見てきました。ドキドキワクワクするような作品ではないですが、心がほんわかとしてくるような、ステキなアニメでしたね。
 絵が、ほんとうに細かい所まできれいでした。

投稿: マサエ。 | 2010年7月21日 (水) 09時33分

最近のジブリらしくない、美しい映画でしたね。

人間と小人の関係は、力のあるものと弱いもの、侵略民と植民地民みたいな関係だなって。
暴力と武器で侵略支配する人と、彼らに簒奪・蹂躙される原住民。そこで支配層から生まれる同情や善意もしょせん上目線のもので、ありがた迷惑な押しつけ的好意(=翔の)でしかないのかなって。
一番大切なのは、弱いものの生活を温かく見守り踏み入れない思いやりじゃないのかな、そんな考えも生まれてきました。(なんか小難しいコメントでごめんなさい)

投稿: lastsmile | 2010年7月21日 (水) 11時50分

♪コフィーさん、こんにちは♪
どうもキャラクターばかりが目立って本筋が見えないのが多かったりしましたね。
小人たちの生活。ステキだなって思ってしまいました。
ああいうのちょっと憧れます。すぐ飽きちゃうけど(^^;
きっとヒットすると思います。けど大ヒットは無理かな・・・

***************************************

♪pinguさん、こんにちは♪
pinguさんもそう感じられてましたか。
ボクと観るにはいい映画だと思いますよ。
翔って生に対する気持ちが希薄で・・・だから相手に対する生への観方も希薄なのかなって。
最近、生きるってことに情熱を持てない人が多いから自殺だったり、人や動物を虐待したり殺害したりする人が多いのかなって。
アリエッティーの生への強い思いを感じとって彼も生きる気持ちを強く持てたのではないのかなと。
観終わったあとイロイロ会話してあげてd(o^v^o)b

***************************************

♪コスモさん、こんにちは♪
自己中心・・・・
悲しいですよね(~~

***************************************

♪マサエ。さん、こんにちは♪
マサエ。さんも観てこられましたか!
優しい絵に音楽に。心癒されるアニメですね。
カーテンごしの会話のシーンとか、上手いな~って。
そういうきめ細やかな演出もステキでした(#^.^#)

***************************************

♪lastsmileさん、こんにちは♪
人間のエゴ。
翔君、いい子なんだけど「惜しいな~」って感じでしたよね。
本来の優しさを学ぶ機会が無いのだろうな~。
物質的な愛ばかりを受けて育ってしまったのでしょうね。
「相手の気持ちを思いやる」一番の基本が抜け落ちてしまってるのでしょう。
自分にも言い聞かせたい題材です。

投稿: あばた | 2010年7月21日 (水) 14時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131098/48924083

この記事へのトラックバック一覧です: ♪借りぐらしのアリエッティ♪:

« ♪コパン:ツナ&オニオン味♪ | トップページ | ♪Mac:チキンバーガーオーロラ♪ »