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2009年10月18日 (日)

♪ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~♪

Photo 第33回モントリオール世界映画祭で監督賞に輝いたと話題になってる映画ですね。
太宰治の同名短編小説を映画化したものだそうです。

おはなしは・・・
戦後の東京で、才能がありながら道楽ざんまいを続け、更には馴染みの小料理屋「椿屋」の飲み代を踏み倒して盗みまで働いてしまう小説家・大谷(浅野忠信)。いままでもそんな夫を健気に支えて暮らしてきた妻の佐知(松たか子)は貧しさを忍びつつ幼い息子を育てていたが、これまでに夫が踏み倒した酒代を肩代わりするために椿屋で働き始める。佐知は水を得た魚のように生き生きと店の中を飛び回り、若く美しい彼女を目当てに通う客で椿屋は繁盛する。やがて彼女に好意を寄せる男も現れるのだった。そんな妻の姿を目にした大谷は、いつか自分は寝取られ男になるだろうと呟く。そんな中、大谷は親しくしていたバーの女と姿を消してしまい……。

サイテーな夫と日本人女性の鏡のような妻のお話。
この大谷って男がマジでムカつくんです。
とにかく弱い。
「生れた時から死ぬことを望んでる、それが苦しい」みたいなことを言って、それを言い訳に酒に女に逃げてしまう。
こんな男のどこがいいのか惚れてしまう女が多数。

それに引き換え、佐知は強い。
貧しさに負けない女性。
窮地にちゃんと決断が出来る女性。
人を許すことが出来る女性。
そして、きっかけがあれば新たな自分を見つけ出し前へ進むことの出来る女性。
天性の明るさを持った女性ですね。

こんな2人を結び付けるものは・・・・
やっぱ愛なんですね。
どこか深いところで愛してしまってるんでしょうね。
私には理解できない、そういう愛ってものがあるのかと、ちょっと考えさせられたりして。

ここに描かれる「愛」については理解はできないのですが、
佐知という女性の強さには惹かれてしまいました。

どこか、その頃の小説を思わせるようなセリフの一つ一つに趣があって、「文学を観た」って気分にさせてくれる、いい空気感のただよう映画でしたよ。

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コメント

あばたさん、こんばんは☆

おぉ、ご覧になられたのですね!
太宰治も浅野忠信さんもちと苦手なので、これはスルーすることになりそうです(^-^;
でも、松たか子さんは好き♪
これ見たら、絶対大谷って男にムカつくことでしょう(;;;´Д`)ゝ

投稿: 小桃 | 2009年10月18日 (日) 22時58分

様々な男・女がいるから面白い。


投稿: コスモ | 2009年10月19日 (月) 07時51分

♪小桃さん、こんにちは♪
あばたさん、こんばんは☆

>これ見たら、絶対大谷って男にムカつくことでしょう

恐らく間違いなく(笑)
こういう男の弱さに惚れる女性もいるのでしょうが、私はダメだな

強くなくてもせめて自分のことくらい自分で責任を持てる男の方でないとね( ̄ω ̄;)!!

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

♪コスモさん、こんにちは♪
人様々。
面白いのは確かですが・・・
やっぱムカつく人っています。
私の心が狭いのか(笑)

投稿: あばた | 2009年10月19日 (月) 12時44分

しっかりとしていて、自分だけでなく相手も支えられる力がある女性って、意外と自立ができなくてどうしようもない男を「私が何とかしてやろう。」と考えて抱え込んでしまいがちなんです。
こういう女性は、こういう男性の存在によって自我が確立するんでしょうか。結構、こんな組み合わせのカップル、いますね。不思議です。

投稿: sonata | 2009年10月19日 (月) 20時21分

♪sonataさん、こんにちは♪
そういえば・・・「夫婦善哉」もそんなお話でしたね。
ああいう、どうしようも無い、でもある種の才能はある男性を支えているのはこういった女性なのでしょうね。
私には無理です┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

投稿: あばた | 2009年10月20日 (火) 12時31分

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