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2008年10月26日 (日)

♪宮廷画家ゴヤは見た♪

Photo_4 何なんだこの邦題は!
なんかゴシップ好きの絵描きのお話かと思ってしまう(笑)

ゴヤと言えば『カルロス4世の家族』とか『着衣のマハ』、『裸のマハ』などの写実的な作風で有名な近世の画家。
18世紀末から19世紀前半の動乱のスペインで時代に翻弄された男女の運命を彼ゴヤの目を通して描いた作品です。

おはなしは・・・
18世紀末スペイン、ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)は国王カルロス4世(ランディ・クエイド)の宮廷画家に任命される一方、権力や社会を批判する絵画も描いていた。
そんな折、異常な異端審問が行われ始めた。ゴヤのモデルであるイネス(ナタリー・ポートマン)も、ロレンソ神父(ハビエル・バルデム)が指揮する異端審問所にとらわれてしまう。
ゴヤがロレンソ神父の肖像画も描いていることを知ったイネスの父親は「ロレンソ神父と引き合わせてほしい」とゴヤに頼む。ゴヤは願いをかなえ、そして父親に脅されたロレンソ神父はイネスを救うべく動いたが思うように事は運ばず、結局、教会から姿をくらませなければならないハメに陥る。そして15年の歳月が流れ・・・
自由と解放を旗印にしたナポレオン軍の侵攻と占領によってスペイン王朝と教会は淘汰される。そこには国外に逃亡し、ナポレオン政府の大臣となった元神父のロレンソの姿が・・・
異端審問所から解放されたイネスは心身ともに病み見る影もない姿になってゴヤの前に現れる。
ゴヤはイネスからある頼みごとをされ、それを適えるためロレンソの元に向かうのだが・・・

ロレンソは時代の流れに乗り、権力を手に入れる。
一方イネスは何もかもを失ってしまう。
対極の二人を間近で見るゴヤの目はその彼の絵と同じく真実のみを鮮やかに見せてくれます。
欲に捕らわれた男の醜さ、愛のみを追い求める女の哀しさ。

ロレンソ演じるハビエルは「ノーカントリー」の時は全く人間味を感じさせないことで恐ろしさを見事に演じてましたが、今回は人間の業を見せつけ、その恐ろしさを表現。ほんと、怖い俳優さんだ(#><)
ナタリー・ポートマンは裕福で美しい女性、捕らわれ病み醜く変貌した女性、そして16歳の妖しい娼婦を見事に演じ分け、これまたスゴイ女優さんだってとこを見せ付けてくれます。

ストーリーはナポレオンの失脚とともに、再び世の中は変貌、彼らの運命もまた・・・。
ラスト、イネスが子供たちの歌声に囲まれ、振り向き微笑む姿に胸が詰まり、涙が止まりませんでした。

*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆。.:*:・'゜ ">*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜

今日のお料理は、ちょっと意外な組み合わせ
♪クリームレモンスパゲティー♪
見てみて♪

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コメント

邦題考えた人、絶対ねらってるだろ( ̄Д ̄;;

ゴヤって名前や絵は聞いたり見たりしたことがあったけど、どんな人かは知りませんでした。凄く大変な時代に生きていたんですね。
ナタリー・ポートマンはレオンで初めて見たとき凄い子だなと思いましたが、今では立派な女優さんになりましたね。知的な美人、いいなー。

投稿: tkc | 2008年10月27日 (月) 01時37分

♪tkcさん、こんにちは♪
これでゴヤが市原悦子さんだったら笑えたかも(^◇^;
あっ。でもゴヤの自画像を見たら、どんぐり眼が似てなくもないです(笑)
この時代、こんなに短い間に政権がコロコロ変わったのですね。頭では解っていてもこうして人の人生になぞらえられるとより鮮明に時代が見えてきますね。
ナタリー・ポートマン。綺麗ですね~。なかなか子役さんが綺麗に成長するってのはないと思ってましたが彼女は別ですね。
ひょっとしてtkcさんのタイプ?(笑)

投稿: あばた | 2008年10月27日 (月) 17時39分

あらっ!これにも出てたんですかー!ノーカントリーのハビエル・バルデム♪
少し前にも 何かの映画に出てましたよね(。・w・。 )んっーと?題名忘れましたが ストーカーみたいな役で。(←わかります?(ノ∀`))
もう、あのノーカントリーキャラが濃すぎて 他の作品の役のイメージが、わき難くなってます(・∀・)でも 怖いのは一緒?

投稿: まにー | 2008年10月28日 (火) 09時40分

♪まにーさん、こんにちは♪
「コレラの時代の愛」でしょうか。で、ストーカーって(笑)
確かに「ノーカントリー」のイメージは強烈過ぎたかも。
でも「ノーカントリー」がキャラを作りすぎてるせいで、別の映画だと別物として観る事が出来るかも。
身の毛がよだつような怖さじゃないのですが、やっぱ怖い人。きっと彼の持つ悪は誰もが心の中に持ってる悪だからかも。
リハビリを兼ねて?ご覧になってみては?(^┰^;)ゞ

投稿: あばた | 2008年10月28日 (火) 17時37分

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原題:GOYA'S GHOSTS この邦題は思わず、家政婦は見たみたいな連想をしてしまうけど、ゴヤ自身は聴力を失うことになるからピッタリかもしれない~時代の変転と醜聞な物語~ フランシスコ・デ・ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)が宮廷画家の時代の1792年~1... [続きを読む]

受信: 2008年10月26日 (日) 21時15分

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