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2007年8月24日 (金)

♪千里眼トランス・オブ・ウォー♪

Photo_2 松岡圭祐(著)
このシリーズがいつもベストセラーになるのは
いつも話題のニュースを取り上げ、その裏側を垣間見せてくれるようなお話だから。
そして、現在は臨床心理士、しかし元、女性自衛官初の戦闘機パイロットという過去を持つ「岬美由紀」って女性がとっても魅力的だからなのでしょうね。

今までにもオウム事件や9.11同時多発テロ(こちらは予言したかのように、事前に書かれていましたが・・・)を題材にしたものがありました。

今回は「イラク戦争」に関わるお話。

内容は・・・
イラクで日本人4人がシーア派の武装勢力「アル=ベベイル」の人質となった。
人質4人のPTSDに対処するため、日本政府は、交渉役の外務省職員と臨床心理士「岬美由紀」を同行させイラクに向かわせる。
武装グループから人質を奪還しかけたとき、突然スンニ派による攻撃が始まり、美由紀はひとり武装グループに捕らえられてしまう。
平和を心から望む美由紀は、、戦争を推進する人間の心の動きである「トランス・オブ・ウォー」の理論をイラクの人々を前に説くが、受け入れられず、最悪の刑務所オムカッスルに送られる。
果たして美由紀は、いかにして、この窮地を脱するのか・・・
美由紀の説く「トランス・オブ・ウォー」は受け入れられるのだろうか・・・

「トランス・オブ・ウォー」とは戦場での兵士の心理状態のこと。
日常、人を殺すなんてとんでもないって人も、戦場では出来てしまう。
それは、「人はある状況下では理性を欠き、正気を失い、愚行を愚行と感じなくなる」という心理状態によるもの。
皆がそれに気付き、自らをいさめれば争いごとは沈下するという考えです。

このお話はフィクションです。
でもアメリカ大統領はジョーイ・E・ブッシュの名前で出るし、日本の首相は小泉俊一郎。
ここまで実名に近い状態で描かれているので、非常に説得力があり、事実からもそう遠くないように感じてしまいます。

アメリカはイラクから石油が出なくても、この戦争をしてましたか?
そういう利益主義を愛国心って言葉で飾って多くの命を犠牲にしたりしてませんか?

この小説の展開の面白さもさることながら、イラク戦争の裏側を垣間見たような、そんな気分にさせてくれるお話です。

今日のお料理は、煮込んだだけの簡単料理です。
♪カポナータ♪.
見てみて♪

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コメント

 おっ、千里眼の新しいシリーズですか。なかなかおもしろそうですねー。
 アメリカがイラクの石油目当てに戦争に介入したことは周知の事実だけど、公には誰も言わない。そして今更それを蒸し返しても、混迷のイラクに益は無い。
 イラクの人質問題とその後のバッシング。いろいろありましたねー。未だに日本は燃料補給をやっているし。秋の国会も気になるところ。

投稿: マサエ。 | 2007年8月25日 (土) 09時26分

♪マサエ。さん、こんにちは♪
私って無知で、何か石油が絡んでるとは思っていましたが、そんなに深刻に考えたことが無かったです。
そう考えるとイラクへの派遣もホントに考えてしまいますよね。と言って、傷ついた人たちもいるからには助けてあげたいし・・・
憎むべきは戦争ですよね。

投稿: あばた | 2007年8月26日 (日) 20時10分

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