♪J・エドガー♪
クリント・イーストウッド監督作品。
外れは無いです。
おはなしは・・・
FBIのジョン・エドガー・フーバー長官(レオナルド・ディカプリオ)は、人生の終盤に差し掛かり、部下に命じて回顧録を書き取らせる。記憶はFBI誕生以前へと遡り、彼の表の経歴が語られるとともに、その裏側の野望、企み、葛藤、苦悩が次第に明らかにされていく……。
FBI初代長官のジョン・エドガー・フーバー。私は全然知らなかったのですがアメリカじゃ~超有名なんですってね。いい意味でも悪い意味でも。
20代でFBI前身組織の長となり、以後、文字通り死ぬまで長官であり続け、今日では当たり前とされる科学捜査の基礎を確立し、犯罪者の指紋管理システムなど膨大なデータベースを構築したのも彼なんですって。映画やコミックに登場し自らをヒーロー化させFBIを子供たちの憧れの的にまでしたのも彼。
なのに彼には常に黒い疑惑やスキャンダラスな噂がつきまとった。
国家を守るという絶対的な信念は、そのためになら法を曲げてかまわないというほど強く狂信的なものであり、大統領を始めとする要人たちの秘密を調べ上げ、その極秘ファイルをもとに、権力を維持したらしいです。
そんな彼が持っていたと言われる闇の部分。それはマザコン・同性愛者・女装癖。期待されることに対する重圧。自分の気持ちを押し殺すことによって生まれる孤独感。決して表に出ることのなかった闇。その闇が彼のある意味歪んだ正義感をもたらしたのかもしれない。
J・エドガーは自分の信念を貫き通した。でも彼の考えるところの正義って?
何が正しくて何が間違ってるのか。本当の正義って何なのか。
「正義」って言葉を笠に着て爆弾を飛ばす人もいますよね。
クリント・イーストウッド&レオナルド・ディカプリオって事で、ちょっと爽やか系をイメージしちゃったけど、真逆だったかも。
20代から77歳までを演じたレオナルド・ディカプリオの演技は迫力があったし、単なるスキャンダル暴露映画になりそうな題材をここまで重みのある映画に仕上げたクリント・イーストウッド監督も凄いなと思いました。
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